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日本の歯科医療の現状

日本は、欧米に比べて歯科の受診率が低く、また、定期的な健診やメンテナンスを受ける人が少ないです。日本には海外に比べて患者が治療を受けるに有利な国民皆保険制度があり、負担が軽く医療サービスを受けることが出来るのですが、実際にはメンテナンスや検診は受診率が5%以下であり、80歳での歯の残存率は20%以下であることがデータとして出ています。欧米では、歯のケアが定着しており、一般的所得層である日本円で500万円前後の世帯で、70%以上の人が定期的なメンテナンスを行っていると回答し、日本では、所得500万円世帯で10%未満というデータが出ています。結果として欧米と日本では、80歳での歯の残存率が大きく違います。

欧米では、予防医学の側面が高まり、一方、日本では悪くなってから治療を行うという概念が強いようです。ただ、現在の日本では歯科医院の数がコンビニエンスストアの数よりも多いと言われており、治療方法や設備も高度化し複雑になったことで、歯科医院を訪れた際に1人あたりの治療時間が長くなったと言え、また、国内でも予防医学の側面から治療前に必ず歯のお手入れを行い、定期的な写真撮影やレントゲンを撮ることが多くなりました。さらに、治療前に治療が行える最高の状態となるようにケアに時間を掛けて、複数回ケアを行わなければ治療をしないという歯科医院も増え、このことから、歯の治療には時間が掛かるという概念が定着し、受診率が低くなっています。

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